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ブキとマホウ
ナナカクの世界観を語る上で重要な立ち位置にある「魔法」と、探索に必須となる「武器」について。
『魔法』-魔を祓うための力。
魔法はナナカクの世界において重要な役割を占める技術である。
◇魔法の歴史
アルデビト史における魔術の歴史は400年程度であり、一説ではその遥か昔から魔術は存在していたとすら言われている。
魔術は元々脅威を退けるために生み出され、地底から湧き出るモンスターへと揮われてきた。モンスターへの唯一の対抗手段でもあったため「神の力」にも等しいとされ、長らく重宝されてきた。
しかしモンスターの脅威が和らぐにつれ、文明の進歩と共に、魔術はやがて戦争のために利用されてしまう。
攻撃魔術ばかりが発達し、生活のための魔術が未発達なのは、こういった背景が絡んでいる。
近代になり、第5のルーン「星」の力を扱うための「法術」が発見されて以来、それまでの「他人を傷つけるための力」という概念は徐々に変化しつつある。また、この歴史的な発見により呼称も「魔法」へと統合される。
「星」の力という新しい概念を発見した鱗獣族は、魔法の扱いに長けていたことや、手とは独立した翼を持つ姿から「神の化身」として崇められることになるのだが、その陰では「畏怖」の対象として、一部の地域では迫害されることになってしまう。