ブキとマホウ
ナナカクの世界観を語る上で重要な立ち位置にある「魔法」と、探索に必須となる「武器」について。
『魔法』-魔を祓うための力。
魔法はナナカクの世界において重要な役割を占める技術である。
◇魔法の歴史
アルデビト史における魔術の歴史は400年程度であり、一説ではその遥か昔から魔術は存在していたとすら言われている。
魔術は元々脅威を退けるために生み出され、地底から湧き出るモンスターへと揮われてきた。モンスターへの唯一の対抗手段でもあったため「神の力」にも等しいとされ、長らく重宝されてきた。
しかしモンスターの脅威が和らぐにつれ、文明の進歩と共に、魔術はやがて戦争のために利用されてしまう。
攻撃魔術ばかりが発達し、生活のための魔術が未発達なのは、こういった背景が絡んでいる。
近代になり、第5のルーン「星」の力を扱うための「法術」が発見されて以来、それまでの「他人を傷つけるための力」という概念は徐々に変化しつつある。また、この歴史的な発見により呼称も「魔法」へと統合される。
「星」の力という新しい概念を発見した鱗獣族は、魔法の扱いに長けていたことや、手とは独立した翼を持つ姿から「神の化身」として崇められることになるのだが、その陰では「畏怖」の対象として、一部の地域では迫害されることになってしまう。
◇ルーンと魔法
ルーンとは、世界に内包された全ての物質を構成する「元素」のこと。またそれらのルーンを「ルーン文字」を使って干渉し、目に見える形に具現化させたものを「魔法」と呼ぶ。4種類のルーン(魔術)と1種類の特別なルーン(法術)の組み合わせにより万物の様々な事象を起こすことができ、形式上前者と後者を合わせて『魔法』と呼称される。5つのルーンの配置により、魔法はその姿と効果を変えていく。
◇4大ルーンと第5のルーン
◇魔力について
魔法を扱うために必要となるのが「魔力」であり、全てのアルデビトは生まれた時から皆例外なく魔力を有している。
通常10歳を迎えると魔力が安定し、以降魔法を扱うことが可能となる。この際に「魔力型」が決定し、それにより扱いが得意な武器が変化して来る。
10歳以前、また60歳を超えると徐々に魔力が弱くなり、補助アイテムなしでは魔法の利用が難しくなってしまう。
◇魔法の操作と魔法道具
魔法は便利だが、反面非常に扱いにくい性質を持つ。
実戦において殺傷力に大きく影響するのは「魔法を操作する力」である。
安定した魔法の発動のために、また操作の簡易化を目的として「魔法道具」が広く普及し、利用されている。
魔法と同様、魔法道具についても、攻撃の手段に値する「魔法武器」の種類は豊富だが、生活のための魔法道具の開発はかなり遅れている。
◇魔法型の種類
【R/Rumble】(継続) 杖や槍等の棒状の鋭器の扱いが得意。
【G/Gravity】(広域) 響鋸(Lラッドソー)の扱いが得意。
【B+/Bullet】(速攻) 刀やナイフ等の軽い刀剣の扱いが得意。
【B-/Brave】(挑戦) 長剣・大剣等の重い刀剣の扱いが得意。
【C/Chain】(連鎖) 槌等の鈍器の扱いが得意。
【M/Mighty】(強化) 盾斧(スヴァリングアクス)の扱いが得意。
【Y/Yell】(操作) 銃や弩の扱いが得意。